楽砂利ロックはお庭や駐車場目地の砂利などを手軽に固定したい、そんなニーズにお応えするために生まれた砂利固定剤です。水性の液体樹脂ため安心・安全に施工ができることに加え、石の上から散布するだけで簡単に砂利を固めることが出来ます。
STEP1
固定目的以外のものは除去・清掃し、敷砂利を平らに均して転圧します。
※砕石の場合は、転圧が甘いと十分な強度で固定できない場合があります。砕石に使用する際は特に入念に転圧することをお勧めします
STEP2
付属のノズルを組み立てます。施工後のノズルは水で樹脂を洗い流せば再度使用することができます。
STEP3
清水を市販のジョウロなどで全体に均一に散布して下して下さい。散布量の目安は4kg/㎡以上です
STEP4
楽砂利ロックのボトルを十分に振って、攪拌したうえで、蓋を開け、ノズルをセットします(14kg缶の場合は、市販のジョウロに移し替え、ジョーロの先端にノズルをセットします)
※楽砂利ロックの樹脂は粘度が高いため、市販のジョウロのノズル等では、散布できません。14kg缶で市販のジョウロを使って散布する際は、必ず専用のハンマーヘッドノズルに付け替えて下さい。2kg缶はそのまま楽砂利ロックのボトルに取り付け可能です。
STEP5
敷砂利全体に満遍なく楽砂利ロックを散布します。非歩行の場合は縦・横で1回程度、歩行する場合は縦・横で2~3回程度が散布量の目安です
STEP6
夏場は24時間、冬場は48時間以上乾燥させて下さい。楽砂利ロックの樹脂が固まれば完成です。完成後は艶が出て、自然な濡れ色感が残ります
POINT1 しっかりと転圧する
転圧前の状態でも、楽砂利ロックで砂利を固めることはできますが、はじめにしっかりと転圧することで、より一層強度が高まります。石を伏せこませるように上から押し込むことがコツです。コンクリートブロックなど、しっかりと圧力がかけられるものであれば、道具は何でも大丈夫です。画像のように表面が平らになれば完成です。
※砕石の場合は、転圧が甘いと十分な強度で固定できない場合があります。砕石を固める際は特に入念に転圧することをお勧めします
POINT2 楽砂利ロックは縦・横で散布する
砂利全体に満遍なく楽砂利ロックの樹脂が行き渡るようにするには、一方向ではなく、縦・横で散布して頂くことがコツです。樹脂が行き渡らなかった箇所はしっかりと固まらないので、全面に散布できているか、よく確認することをお勧めします。
砂利を固めると雑草が少なくなり、雑草取り作業が低減しますが、防草効果はありません。下地に防草シートを敷き、その上に砂利を固めれば雑草は基本的に生えにくくなります。
使用可能です。経年により砂利が崩れた場合は再度塗布することで固めることができます。使用した材料は密閉したうえで凍結や直射日光を避け、常温で雨露のかからない場所で保管して下さい。
歩行する場合、十分に転圧したうえで1.5kg/㎡以上塗布して下さい。
砂利の上に車が通ると、重量に耐えられず崩れます。駐車場に施工される場合は、直接車が乗らない箇所(割り溝、目地等)に使用して下さい。
草木に多少かかっても問題ありません。花壇に化粧で敷いた砂利を固めても大丈夫です。
砂利の粒度にもよりますが、ゴムハンマー等で強い衝撃を加えれば砂利はバラバラに崩せます。
砕石に使用される場合は、6号以下の大きさが望ましく、散布前に十分に転圧して下さい。粉っぽい砕石の場合は、清水をかけてしっかりと洗い流して下さい。
粒径20mm前後の玉石を固めることが可能です。それ以上大きくても固めることは可能ですが、事前にテスト施工を推奨致します。
希釈して散布することで固めることはできますが、表層の数cmしか固められないため、加重が加わると直ぐに割れてしまいます。土や砂に使用することは推奨しておりません。
ノズルが入らない所は、別の容器に移し替え、刷毛やローラーを使用するか直接塗布して下さい。
成分はアクリル系の樹脂です。セメントはふくまれておりません。
防犯砂利等、砂利が動いて音を出すことを目的としている砂利は固定されることで効果がなくなりますので、ご注意下さい。
砂利に転圧できるものと散水用のジョウロ、養生が必要な場合は、養生テープ等をご使用下さい。
軽石と呼ばれるような多孔質な砂利は適しません。