天然石洗い出しテクストン
テクストンは、日本の伝統的な「洗い出し」技法を、現代的なアートとして再解釈した革新的な素材です。自然石の風合いと、特許技術による環境に優しい施工法を融合させ、屋内外どこでも手軽に美しさを再現します。
伝統の持つ深みと、アートのようなデザイン性が、現代建築から公園、遊歩道、エントランスまで、あらゆるシーンで空間を豊かに彩ります。テクストンは、伝統とアートの調和を形にした次世代の洗い出し舗装です。
テクストン誕生ストーリー
1969年、東京・文京区。藪原昭三は、熱い想いを胸にヤブ原産業株式会社を設立しました。「施工者の皆様への恩返し」――。 それがヤブ原産業の揺るぎない原動力です。以来、高品質な建材の提供はもちろんのこと、施工技術の向上にも力を注いできました。ヤブ原産業の視線の先にあるのは、単なる「材料」ではありません。施工者と共に、最高の「作品」を創り上げていくこと。その強い信念こそ、ヤブ原産業の熱い魂です。
1980年代初頭、当社に商社から一本の電話がありました。「天然石樹脂舗装工事でクレームが続出し、困っている。何とか助けてくれないか」という内容でした。当社はこれまで床舗装材の取り扱いはありませんでしたが、工事には自信があり、商社の依頼を引き受けることにしました。
社内では反対の声もありましたが、新しいことに挑戦するのが当社の特色です。反対を押し切ったものの、実際は不安でいっぱいでした。しかし、施工を進める中で、顧客から予想外の好評を得ることができました。この成功を機に、当社は独自の天然石樹脂舗装材「アーバンロック」を商品化し、販売を開始。瞬く間に市場で話題となり、全国へと広がっていきました。
しかし、ブームの最中にクレームが多発。樹脂の耐久性に課題があり、何度も改良を試みましたが、期待通りの結果を得ることができませんでした。お客様からも次第に敬遠され、社内では商品を避ける動きが広がりました。ブームは去り、多くのメーカーが市場から撤退する中、当社も大きな試練に直面しました。
それでも、私たちは諦めませんでした。他のメーカーが現行品の販売を続ける中、当社はクレームを改善のチャンスと捉え、耐久性と美観を両立させた新しい洗い出し製品「テクストン」を開発しました。数々の試行錯誤を経て、1997年にようやく市場にふさわしい製品が完成しました。16年間にわたる挑戦と改良の末、ついに満足のいく製品を世に送り出すことができたのです。
この16年間の試行錯誤と挑戦が、今日のテクストンの基盤となっています。現在、テクストンは多くの著名な現場で採用され、洗い出し舗装材の代名詞として広く認知されています。私たちの誇る「テクストン」は、諦めずに歩んできた16年の努力と成果の象徴です。
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